厳しいと見せかけて、実は優しいお姉さん。
一人称はボクで、面倒見がとてもいい。
この付近にいる鶴達ととても仲良し。隣の太龍とは何の屈託もなく話せる仲。

　　　　　　　　　　　―　

ああ、来たのかい。
正直言ってもう少し早くここに来ると思っていたんだけど、
ボクの期待通りにはならなかったようだね。
ただ、君が頑張っていることは知っているよ。
そう、この鶴達がボクに教えてくれたんだ。
気づかなかったと思うけど、初めからずっとこの子達は
君のことを見守っていたんだ。いや、この子達だけじゃない。
この老杉も、多くの木々達も君のことを見守っているんだ。
だから、これからも安心して進むといい。みんなずっと一緒だ、もちろんボクもね。
ああ、それと次に行くなら阿住に伝えてくれよ。
いつまでも修行ばかりしていないで真面目に働けってね。